サイケデリックハートブラボーズ / 『心象トラックス』『風の子/ひとそよぎ』

サイケデリックハートブラボーズ / 『心象トラックス』/『風の子/ひとそよぎ』
両 ¥1000
大阪の3ピースによる2015年作のミニアルバム(『心象トラックス』)と2016年作の2曲入り(『風の子/ひとそよぎ』)。
3ピースというシンプルな構成・演奏から極上のメロディ・アレンジが再生から停止まで余す事なく詰め込まれています。音楽好きのあなた、これが響かなかったらウソやで。現在活動休止中なんです。泣きそうになるよ?
『心象トラックス』はバンド!感の強い作品。以前の活動休止からメンバー加入という流れ・勢いを大いに汲んだサウンドと楽曲が並びます。ライブでのアンセムでは思わずシンガロンしていまうこと必至。爽快。落涙。
『風の子/ひとそよぎ』は現在の活動休止直前にリリースされた作品。ジャケットデザインはゆがみのワタナベサラ(ダイバーキリンの自主企画で共演してもらっての繋がり。嬉しすぎました)。前作よりもさらにシンプルな演奏と楽曲は、流れる日々や年月、避けられないそれぞれの事情、生活なんかをほんとにもう、吹く風に身を任せているよう。ゲストミュージシャンたちの鍵盤やコーラスがさらにその情景を引き立てており、落涙。
いつか来ると信じている活動再開の報を、心の底から待っています。(J)
サイケデリックハートブラボーズ とは?
<左→右> Ba.Cho.渡辺宏司  Gt.Vo.小田切悠  Dr.Cho.吾妻朋恵
2001年結成。小田切悠のボーカル、ギター、初代ドラマーの2ピースのオルタナサイケバンドとしてスタート。 やがて現メンバーの渡辺宏司のベースを加えた3ピースバンドとなり徐々に音楽性もポップに接近。 自主ライブ企画「青春と修羅」シリーズを企画するなど積極的なライブ活動を展開。 2006年にアルバム「残照トラックス」をリリース。 ひねくれ感と奇妙な歌詞が満載の絶妙なポップアルバムとなるがその後数年間活動を休止する。 2011年に再び活動を再開。 2015年には新ドラマーに吾妻朋恵が加入、「残照トラックス」以来9年ぶりとなる新アルバム「心象トラックス」をリリース。 多彩な心象風景描く、ポップで奇妙なアルバムが遂に完成。